桧原漁協の取り組み
主な取り組み
採捕孵化放流
認定魚種全て(ワカサギ・イワナ・ヤマメ・コイ・フナ)の稚魚放流。
ワカサギは親魚の採捕、孵化も行っています。
監視業務
安全管理を重点とした監視業務を心掛け、釣り人の目線での観察を目指し「遊漁券を購入させる」のではなく、気持ちよく釣りをして頂き「放流事業をご理解頂き、遊漁券を購入して頂く」事を目指しております。
お陰様で、夏季のボート釣りや渓流釣りについても全てご協力頂いている状況です。
湖岸清掃活動
毎年4・5月に漁協組合員、9月に一般の方による湖岸清掃を行っております。
ワカサギ釣りシーズン中にはゴミ箱を10ヶ所に設置している事や釣り人のマナー向上により、年々回収ゴミの量は減少傾向にあります。
また、水辺環境の保全を目的として、公衆トイレなどの設置がなされて無い区域には、ワカサギ釣りシーズン以外でも開放トイレや簡易水洗トイレを設置して、美しい水辺対策にも力を入れております。
▼ゴミ箱やトイレ設置場所はこちらをご覧ください
加工品販売
孵化放流事業で活卵採取のために捕獲したワカサギ成魚は、生魚販売は勿論、甘露煮に加工して、裏磐梯のお土産店・道の駅などで販売。
現在はイワナ・ヤマメの繁殖を行い、宿泊施設などに販売しております。
今では多くの施設でオリジナル料理として提供頂いております。
湖岸清掃活動
内水面漁業関係者との情報交換
研究機関の調査協力
私たちが、
やってきたこと。
Lake HIBARA Sustainability
環境を守る、湖を守る
私たち組合員は、この裏磐梯国立公園の中で、単なる経済活動や、会員の地位向上だけでなく、水産動植物資源・各施設の保護管理、また、私たちの安全に係る事業まで行ってきました。
これまで先輩の方々が大変な御苦労の中、つちかってきたこの組織も、国立公園の中にあることで、特に最近ブームになってきた、アウトドアアクティビティの流れに沿って、これまでの会員が生活の為に漁をすることから、観光レジャー、スポーツフィッシングへと転換してまいりました。
現在においては、特に冬季のワカサギ穴釣りと夏季バスフィッシングは、裏磐梯においてきわめて重要な観光資源にまで成長してきました。
この理想的な環境の中で私たち会員は、より良い形を目指し、四季を通じて、皆様に愛される自然を守っていく活動を続けて行きます。
その為にも、特に関係機関への働きかけやマナー向上、清掃活動を積極的に行い、自然環境や生態系まで配慮し、地域振興に貢献、経済活動のみならず、会員の生活向上、地域活性化に向けて活動しております。
漁業事業者たち、
各々の努力があります
特に、会員が自然と湖を守る為に行ってきた活動は、具体的には沢山あります。例えば春の湖岸清掃・ゴミ箱の設置・環境保全看板設置・行政とタイアップした水環境啓蒙活動・桟橋やドーム船等のルール作りなどです。
以上のように、理想論のみならず実施可能な対応を組合として各関係機関に働きかけて参りました。また、SDGs理念に基づいた取り組みも進めていきます。
ワカサギ孵化放流事業
当組合でのワカサギ孵化事業は、4月上旬~5月中旬にかけて実施しております。当組合は、以前主流であった人口水草に手作業で卵を付着させ放流する方法から、より卵管理が容易で発眼率・孵化率共に良好な付着沈性卵対応の孵化装置を導入してワカサギ種苗の放流を行っています。
自分で釣ればもっと美味しい!
ワカサギ釣りは11月~3月が解禁で、冬季は「氷上穴釣り」を楽しむことができます。
レンタル事業者も沢山ございますのでぜひ一度お越しください。